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Q:宗教に関係なく葬儀は自由に行えるの?

場合によっては、完全に葬儀を自由に行えないケースもあります。皆様の所有されている墓地は次のいづれかに該当されますか?

  1. 菩提寺がある
  2. 公営墓地である
  3. 民営墓地である
  4. 墓地はまだ所有していない
  5. その他

1.菩提寺がある

後に埋葬される墓地が菩提寺の場合は そちらのご住職が 実際の葬儀においてお勤めをします。ご生前中に戒名を頂いてないなら、 葬儀の際、故人に戒名を授けます。
したがって、菩提寺の宗旨にて葬儀を執り行うことになります。

2.公営墓地がある

後に埋葬される墓地が公営なら、特定の宗教にしたがって葬儀を 行わなくとも基本的には問題ありませんので故人様がご生前中、感心が 深かった宗教に合わせて葬儀を行ったり、ご本家(ご実家)の宗教に合わせるのも、 お決めする上で選択肢の1つになろうかと思います。
故人様やご遺族が宗教に対して、全くこだわりがないなら無宗教形式にて、 音楽や映像を中心に参列者とのお別れを重視した葬儀も、選択肢として 考えられるのではないでしょうか。

3.民営墓地がある

公営墓地と同様となります。
その殆どの民営墓地は、特定の宗教にしたがって葬儀を行う必要はありませんが 民営墓地をこれからお求めになる方はご注意してもらいたい点を述べます。 墓地や墓石を購入するまで比較的容易であっても、実は特定の寺院の 檀家になっていることがごく稀にあり実際の葬儀でも、そちらのお寺を 利用しないといけないケースがあります。
ですので契約時の内容はしっかり確認してください。

4.墓地はまだ所有していない

今後墓地をお求めになるわけですから、葬儀自体の進行はご自由に行えますが、 形式を決めていく上では、故人様の意向を出来る限り尊重してあげて下さい。 墓地の購入についても将来的に御兄弟、御子息に継承していきますので、 後々のことも十分考慮してください。

5.その他

散骨などが考えられますが、基本的に宗教形式上の制約はありません。 但し、散骨を希望されるご本人が、どちらかの檀家様なら 後々トラブルにならないよう、一度菩提寺にご相談することをお薦めします。


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